背景
普段音楽ストリーミングには YoutubeMusic を使用しているのだが、以下のような若干の不満があった。
- 本来は手持ちの楽曲をアップロードし、自分専用に使用できるらしいが、アカウントを種類的にアップロードできない。
- スマホアプリ版の YoutubeMusic では、無課金ではバックグラウンド再生できない。
- ブラウザ版ではバックグラウンド再生できるが、かなり不安定。
- 無課金では広告がはいる。
そこで、navidrome を用いて自分専用の音楽ストリーミングサーバを立ててみる。
よく見ると全部課金 or 設定の変更で対応できそうだね…
でもオンプレのほうがロマンがあるからいいんです。
手順
公式ドキュメントが非常にわかりやすいので、インストールはこれのまま。
Linux Install
Steps to install on Ubuntu Linux (and other Debian based distros)
参考文献では手動インストールを行っていたが、ビルド済みのバイナリを用いたインストール方法で特に問題はなかった。
今回は WindowsPC のエクスプローラからコピペで楽曲をアップロードしたかったため、音楽フォルダには samba ストレージをマウントし指定した。
また、nginx のリバースプロキシで navidrome サーバにサブドメインを与えた。
PCクライアント
デスクトップ版は feishin を試したが、「次に再生」等の仕様が慣れず、純正の Web クライアントをメイン使いするようにした。
Web アプリとしてタスクバーにインストールし、独立ウィンドウとして開く。

スマホクライアント
navidrome の純正クライアントは、ウィンドウが一定以上小さくなったとき、画面下に再生バーを表示してくれないし、16:9 のジャケットを回す演出が許容できなかった。


調べたらいくつかクライアントアプリの候補が出てきたが、適当に使ってみて以下に決めた。

Amperfy Music
Amperfy allows you to play music or podcasts from an Ampache or Subsonic server.Experience a clean, simplistic and mode...


まとめ
当初の目的、
- 手持ちの楽曲をアップロードできる
- バックグラウンド再生できる
- もちろん広告は入らない
音楽ストリーマが作れた。
参考文献

Subsonic APIサーバ(Navidrome)のススメ
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